Mさんが工事の契約を結ぶまでの流れ
Mさんが当事務所に設計を依頼されるきっかけから、施工会社と契約を結ぶまでの流れをご紹介します。
12月19日
建主から打診
雑誌とHPを見た建主から、事務所を訪問してみたいとの電話が入る
12月21日
建主が事務所訪問
- 設計を依頼される場合の流れと過去の設計例を説明
- 他事務所・事務所紹介サービス・ハウスメーカー等も検討中とのこと
01月31日
建主から打診
建主から無料プランニングを希望する旨の電話とメールが入る
02月17日
建主自宅を訪問
- 約3週間後に無料プランニングを提案することに決定
- 建主自宅を訪問し、周辺環境・生活習慣・おおまかな要望を聞く
- 敷地図と敷地写真を受け取る
03月09日
無料プランニング
- 市役所に電話で当敷地で可能な建物の規模・範囲などを確認
- 敷地条件・建主の要望をもとに案を作成
- 説明文と縮尺1:50の平面図・断面図・内観パースを提示
04月20日
模型
- 無料プランニングの模型を提示
- 本体工事費の目安と本体工事以外にかかる諸費用の目安を説明
05月11日
契約打ち合わせ
- 設計業務内容の詳細と日程を説明
- 設計料及び支払い時期を説明
- 建築設計・監理業務委託契約の書類を説明し、検討用に渡す
05月27日
設計契約
- 建築設計・監理業務委託契約を結ぶ
- 敷地見学
06月23日
第1回打ち合わせ
- 無料プランニングの納戸・台所を改良した案:A案を説明
- 無料プランニングの屋根を90度回転した案:B案を説明
- 車庫の上を中2階にしたスキッップフロア案:C案を説明
- A案も良いが、スキップ案に最も興味を惹かれるとのこと
07月13日
第2回打ち合わせ
- B案とC案の模型をつくり、既に提示しているA案模型と比較
- 窓・扉の防犯方法、屋根の遮熱方法・南北通風窓について説明
- 各種材料見本を見せ、内装材について意見交換
- 外装材とメンテナンスについて説明
- 前回打ち合わせに沿って一部改良したC案を説明
- C案を最も気に入っているとのこと、C案を元に進めることに決定
08月11日
第3回打ち合わせ
- 無垢床板材の特徴を樹種別に詳しく説明
- 収納方法の種類を説明
- 物の量と使う場所・収納の量と位置を確認
- 外装材とメンテナンスについて説明
- 居間のくつろぎ方とインテリア・家具について意見交換
08月18日
第4回打ち合わせ
- 給排水設備・電気設備・冷暖房器具について説明
- 新宿OZONEにて、各樹種の素地とオイル仕上げを検討
- 新宿TOTOにて、水まわり器具の形と大きさを検討
- 新宿INAXにて、タイルと石の種類と大きさを検討
09月15日
第5回打ち合わせ
- 各窓の形状・硝子種類・防犯方法についてまとめ
- 建て主の希望を元に、外装材と外観を模型で確認
- 建て主の希望を元に、内装材と内観をパースと模型と写真で確認
- カーテン・ブラインド等窓廻りの形状・素材の種類を説明
- 給排水設備・冷暖房器具の決定・照明器具の種類を説明
10月12日
構造打ち合わせ
構造の基本方針を説明し、構造事務所に確認
10月13日
第6回打ち合わせ
- 建て主が購入予定の食卓用無垢板を一緒に見に行く
- コンセント・照明・スイッチ位置の提案・説明
11月22日
第7回打ち合わせ
- 前回までの打ち合わせ内容の確認・補足説明・懸案事項の決定
- 内観・外観・外構を修正した模型・パース・内外装材で確認
- 台所流し台制作家具を実寸線画で確認
- 基本設計終了
01月07日
役所打ち合わせ
詳細部分の説明をし、建築主事に確認
01月16日
地盤調査
- 配置図・平面図をもとに地盤調査位置を決定
- スウェーデン式地盤調査を行う
01月19日
第8回打ち合わせ
- 実施設計中間報告1/50平面図・立面図・展開図・建具表・外構図
- 1/30断面図、軸組図スケッチを見ながら各部詳細を確認
- 建設会社の選定について相談
01月22日
構造打ち合わせ
- 事前に渡した軸組スケッチ・平面図・断面図・立面図・展開図を見ながら打ち合わせ
- 構造計算を依頼
01月28日
建設会社A訪問
大工を一時的に雇っているA社を訪問し、会社の方針等を質問する
02月02日
建設会社B訪問
- 大工を常に雇っているB社を訪問し、会社の方針等を質問する
- 他物件のデータを元に設計者が見積用実施設計図の概算見積をする
02月05日
建設会社C訪問
- 大工を社員として雇っているC社を訪問し、会社の方針等を質問する
- 材木のストックや加工現場を見せてもらう
- 見積用実施設計図の概算見積をしてもらう
02月09日
見積用実施設計完了
- 3社の比較をMさんに説明。建設会社Bに見積を依頼することに決定
- 建て主に見積用実施設計図を渡し、内容を説明・確認する
02月19日
建設会社1回目見積
- 建設会社に見積用実施設計図を渡し設計内容を説明
- 見積もりを依頼
03月16日
1回目見積書受取
- 1回目見積書を受け取る
- 単価が適正か、拾いが適正かを項目・細目ごとにチェック
- Mさんに1回目見積書の内容を説明し、見積用実施設計図の内容から若干の見直しを提案
- 材木レベル・建具材料などを一部見直すことに決定
04月02日
確認申請
確認申請書類と図面を作成し、市役所に申請する
04月10日
確認申請おりる
確認申請がおり、市役所で副本を受け取る
04月12日
2回目見積書受取
- 2回目見積書を受け取り、内容をチェックする
- Mさんに2回目見積書の内容を説明し、了承を得る
- 見積用実施設計図を一部手直しし契約用実施設計図を作成
04月27日
建設会社と契約
- 建主と建設会社が当事務所立ち会いのもと工事請負契約を結ぶ
- 2回目見積書と契約用実施設計図を添付