設計士の仕事 | 平真知子一級建築事務所

設計士の仕事と一口に言っても、手がける建築物にはさまざまなものがありますし、働く環境によっても異なってきます。

ここでは、私がみなさまとお会いしてから住宅ができあがるまで、どのような手順で仕事を行っているかをご紹介します。

基本的なプロセス

打ち合わせを通して、建て主様の希望している生活を把握し、質問にお答えして、優先順位を整理します。

敷地の条件と建て主様の要望を元に、心地よくわくわくする家になるように、敷地内の建物の位置、各部屋の位置と繋げ方、収納の計画、光と風の取り入れ方、内外装のデザインと仕上材などを提案します。

構造、断熱、防犯、設備、照明など、性能や器具について、コストをご説明しながら選んでいただきます。

設計した内容に基づいて、建設会社の見積もりや工事に用いる詳細な図面を作成します。

検査機関に提出する確認申請書を作成し、申請を代行します。確認申請に伴い必要な狭隘（きょうあい）道路や風致地区などに関する申請も代行します。

ご予算の中で要望を叶えられるように工夫をします。何にいくらかかるのかをご説明し、予算配分を決めていただきます。

敷地から車で１時間以内の範囲で、信頼できる建設会社をいくつかご紹介しています。

会社を訪問した印象や、技量・得意分野・アフターケア・価格などの特徴をもとに、選んでいただいています。

契約した設計図面通りに工事が行われているか、現場にてチェックをします。

現場にて、実物大の納まりを監督や職人と打ち合わせし、詳細に検討をして決定します。

庭のデザインや草木の選定、建て主様の好みに合う家具メーカーのご案内、カーテンやブラインドのショールームへの同行なども行っています。