居心地がよく、安全で、お世話もしやすいように
手乗りのセキセイインコ2羽とゴールデンレトリーバーと一緒に暮らしています。ドッグトレーナーの夫と相談しながら、犬も小鳥も気持ちよく過ごせる家を目指しました。
小鳥が心地よく過ごせるように
鳥かごを人のそばに
人のそばが好きなので、リビングに鳥かごを置いています。ダイニングやキッチンからもよく見える位置にしています。
朝は明るくなり、夜は暗くなる
リビングは東南と西に窓があり、朝から夕方まで明るく、鳥かごには直射日光が当たりません。夜は人より早く寝るので、照明を調光式にして、遮光のカバーをかけています。
小鳥が安全に暮らせるように
放鳥は目が届く範囲で
1日に1~2時間鳥かごから出しています。隙間に落ちるなどの事故を防ぐために、ロールスクリーンを下げて、目が届く範囲で放鳥します。小鳥が飽きないように、リビングのみ、リビング+ダイニングの吹抜けなど、日によってスクリーンの位置を変えています。
犬と観葉植物に近づかないように
ダイニングの吹抜けも放鳥エリアにするときは、犬にちょっかいを出して怪我をしないように、犬を犬の部屋に入れてスクリーンを下げています。観葉植物も危ないので、眺めの部屋に置いてスクリーンを下げています。
家の外に出ないように
野鳥に襲われるなどの事故を防ぐために、家の外に出ないようにしています。木製の網戸は風で動くことがあるので、網戸にロックを取り付けて、万一にも開かないようにしています。
犬が心地よく過ごせるように
犬の部屋を人のそばに
人のそばが好きなので、ダイニングの隣を犬の部屋にしています。寝床とトイレと水飲み場をそれぞれ離して置けるように、広めの3畳にしています。
大型犬なので広々と
大型犬なのでできるだけ広い部屋で過ごせるように、1階を扉の無いワンルームにしています。家具も小さめのものを選んで、犬が動き回る際にぶつからないようにしています。
床材や日当たりを選べる
1階の床材は、ひんやりするタイルと柔らかくて温かい松のフローリングの2種類に張り分けています。季節や時間帯により日の当たり方が変わるので、そのときどきに好きな場所へ移動しています。
公園を見下ろせる眺めの部屋が特にお気に入りなようです。
斜面の庭をドッグランに
雑草が生えにくいように、日陰や踏み圧に強く手入れが簡単なヒメイワダレソウを植えています。丈の低い雑草も生かして、犬が好きな草地のドッグランにしています。
犬が安全に暮らせるように
1階で暮らす
年老いて段差が辛くなってもお散歩へ行けるように、1階で過ごせるようにしました。木造なので1階の床は地面から40cm上がっていますが、家の中には段差がありません。将来は犬の部屋から庭へスロープで出られるようにする予定です。
滑らないように
床が滑ると股関節を痛めますし、粗面はパッドを痛めます。タイルの床はちょうどよい滑り具合のものを選びました。フローリングの床は滑り止め塗料を施す方法もありますが、化学物質を含むため採用しませんでした。人のそばで「立つ」「座る」「遊ぶ」行動をとることが多いので、そこに滑りにくいマットを敷いて、室内では「走る」行動をさせないようにしています。
危ないところへ行かないように
玄関からの飛び出し、キッチンでの誤飲、階段からの落下などを防ぐために、1階のダイニングとまわりの6部屋との間を全て幅2mにして、ゲートを付けられるようにしています。現在は「ストップ」の掛け声で止まってくれるので、ゲートは犬の部屋だけにつけています。人が寝ている間と留守をするときは、ゲートを閉めています。
誤飲を防ぐ
低い位置にものを置いていると誤飲の恐れがあるので、ものは扉付の収納に仕舞うようにしています。
階段には踊り場を
大型犬なので、階段に隙間があっても大丈夫なのですが、転げ落ちることがないように、階段は途中で曲がるようにしています。踊り場は広めにして、上り下りの際に一旦止まるようにしています。
お世話もしやすいように
玄関を広く
お散歩で足や体についた汚れや水滴は、洗うと犬の負担になるので、玄関で拭き取るようにしています。そのため玄関の土間は広めの3畳にして、雨具も干せるようにしています。
収納は使いやすい位置に
トイレのお掃除グッズは犬の部屋の隣に、お散歩グッズは玄関の隣に、フードはキッチンに収納できるようにしています。
犬の部屋はタイル張り
床に体臭がつき、水の飲み方が豪快で、おトイレも少し跳ねることがあるので、手入れをしやすいタイル張りにしています。普段は優しい消毒を、1か月に1回位は漂白剤を使った消毒しています。
フローリングは無垢材に
フローリングには爪跡がつきますが、無垢板のオイル仕上げなので、下地が露出したり塗料が剥離することはありません。凹むだけなので、味わいと考えるようにしています。