歳を重ねた時に心地よい家は、温度差がなく夏涼しく冬暖かく、手摺があり段差無く、家事や家の管理が楽、など性能面も重要ですが、さらに、家の中で至福のひと時を過ごせることも大切にしています。

 

家の中に様々な居場所がある

両親が70代のうちは、一緒に旅行やお出かけを楽しむ機会が多かったのですが、80歳に近づくにつれて、遠出は疲れるようになってきました。

 

家の中に様々な居場所があったら、家の中を移動するだけで様々な体感を得られます。

 

天井が高い所と低い所、陽だまりの窓際と北の静かな窓際、板張り・左官塗り・和紙貼りなど様々な内装。毎日使う洗面所やトイレにも楽しさがあるとより豊かに。

 

家の中で5感を刺激される

庭の緑や空を眺めたり、窓から風や花の香りや鳥の声を感じたり。夜は間接照明からの柔らかい光に包まれたり。

 

周囲の環境を楽しめるような間取りと窓のあけ方、繊細な光の計画など、5感を刺激される家なら、1日中家で過ごしても、幸せだと思うのです。

 

写真の「相模原の家」は、そのような思いで設計しました。近々「住宅事例」にて詳しくご紹介します。

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